過去形のイメージ 〜技〜
こんにちは!にしはらです!
今回は過去形のイメージについて解説していこうと思います。
皆さんが最初に習うのは、
「過去の出来事や状態を表すなら動詞を過去形にしましょう!」
これです。
しかし過去形を使うパターンは他にもあります!
それはこの3つ...
①丁寧表現
②控えめ表現
③仮定法
これは全て過去形の持つ1つのイメージから成り立っています
それは何かと言うと...
ずばり ''距離感'' です!!!! (スッ.....)
過去の出来事は現在からは遠く距離の離れた出来事ですよね。
では①〜③の場合を見ていきましょう。
①丁寧表現
Can you open the window?
(窓開けてくれない?)
Canを過去形のCouldに直すと
Could you open the window?
(窓を開けていただけませんか?)
と丁寧な形になります。
過去形を使い丁寧表現となる理由は、相手との距離をとる意識が働いているからです。
後輩に近い距離感で「ジュース買ってきて〜」って言われたら嫌ですよね...
②控えめ表現
It may rain this afternoon.
(午後雨が降るかもしれん)←50%くらい
mayを過去形のmightに直すと
It might rain this afternoon.
(もしかすると午後雨が降るかもしれんな〜)←30%以下
日本語ではニュアンスが伝わりずらいかもしれませんが、控えめな表現になります。
これも'距離感'が意識されており、弱〜い表現になっています。
③仮定法
I wish I had a girlfriend.
(彼女がいたらなあ(妄想))
現実とは異なることを言うときに仮定法は使いますが、
これも現実からかけ離れている'距離感'が出ていますよね。
というわけで過去形を使うパターンはいくつかありますが、
全て''距離感''が意識されているということを覚えておきましょう。
助動詞(can,may)や仮定法を詳しく習っていない人は文法書で確認してくださいね!
See you soon!!