過去形のイメージ 〜技〜

 

こんにちは!にしはらです!

 

今回は過去形のイメージについて解説していこうと思います。

 

皆さんが最初に習うのは、

「過去の出来事や状態を表すなら動詞を過去形にしましょう!」

 

f:id:E-study:20181018130045j:plain

 

これです。

 

 

しかし過去形を使うパターンは他にもあります!

 

それはこの3つ...

 

①丁寧表現

②控えめ表現

③仮定法

 

これは全て過去形の持つ1つのイメージから成り立っています

 

 

それは何かと言うと...

 

 

 

 

ずばり             ''距離感''    です!!!!   (スッ.....)

f:id:E-study:20181018130219j:plain

 

 

 

過去の出来事は現在からは遠く距離の離れた出来事ですよね。

 

 

では①〜③の場合を見ていきましょう。

 

 

①丁寧表現

Can you open the window?  

(窓開けてくれない?)

 

Canを過去形のCouldに直すと

 

Could you open the window? 

(窓を開けていただけませんか?)

 

と丁寧な形になります。

 

過去形を使い丁寧表現となる理由は、相手との距離をとる意識が働いているからです。

 

後輩に近い距離感で「ジュース買ってきて〜」って言われたら嫌ですよね...

 

 

②控えめ表現

It may rain this afternoon. 

(午後雨が降るかもしれん)←50%くらい

 

mayを過去形のmightに直すと

 

It might rain this afternoon. 

(もしかすると午後雨が降るかもしれんな〜)←30%以下

 

日本語ではニュアンスが伝わりずらいかもしれませんが、控えめな表現になります。

 

これも'距離感'が意識されており、弱〜い表現になっています。

 

③仮定法

 

I wish I had a girlfriend. 

(彼女がいたらなあ(妄想))

 

現実とは異なることを言うときに仮定法は使いますが、

これも現実からかけ離れている'距離感'が出ていますよね。

 

というわけで過去形を使うパターンはいくつかありますが、

全て''距離感''が意識されているということを覚えておきましょう。

 

助動詞(can,may)や仮定法を詳しく習っていない人は文法書で確認してくださいね!

 

See you soon!!